老人ホームに入居可能な方
老人ホームのタイプによって入居条件はそれぞれ異なりますが、この入居条件は大きく分けると下記の5つです。
公的ホームである特別養護老人ホームでも、月に5万円前後に費用が必要になります。有料老人ホームでは低価格が進んでいるとはいえ、国からの補助金は一切ありませんので、入居時の費用として500万~数千万、月々の費用としては最低でも15万円程度は必要になってきます。この金額を退居するまで払い続けられる方でないとホームへの入居は難しくなります。
要介護認定を受けているかどうかで入居できるかどうかを判断する老人ホームがあります。仮に経済的条件や年齢条件に問題がなくとも、要介護認定を受けているが故に入居できない老人ホームも多くありますが、逆に要介護認定を受けている方のみが入居できるホームだってあるのです。これは入居時期を考える上でも重要な要素になってくるので、自分もしくは家族がどちらに当てはまるのか、介護度についての正確な把握が必要になります。
痴呆性高齢者グループホームは痴呆と診断された方のみ入居できます。しかし老人ホームの中には痴呆と診断された場合に退居しなければならないところもあるので、注意しておきましょう。
酸素吸入などの特別な医療措置を必要とする方の場合、ホーム側にその設備や専属スタッフがいるかどうかなど、受け入れ体制が整っているかどうかでも入居可能かどうかに差が生まれます。特に重度の病気を患っている方の場合、一日中スタッフが面倒を見ることになるので、専門の知識や措置が出来る方がいない場合は当然入居できません。こちらも事前に確認しておきましょう。最近では医療施設と老人介護施設が併設されているタイプのものもあり、ガンなどの免疫療法をうけながら、老人介護サービスを受ける事ができる施設もあるようです。
入居条件には年齢が関わってくる場合もあります。老人ホームが設けている年齢制限は「60歳以上」という条件が多いようです。老人ホームによっては 年齢によって月の費用が変わってくることもあります。2名で入居する際には条件が変わる場合もありますので、こちらも事前にホーム側に確認してみましょう。
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Last update:2019/7/10